休職の診断
突然出社できなくなったその日、電話で心療内科クリニックを予約。
最初は、予約で一杯という感じの答えであったが、
お昼休みに何とか追加で診てもらえるような形となった。
いざクリニックに行こうとすると初めての心療内科に、非常に不安になる。
その日まで、まさか自分が心療内科に来る日がくるなんて、
一切思ってもみなかった訳である。
クリニックに入ると、他の病院・クリニックよりもさらに
一段落着いた、静かな雰囲気を感じた。
他にも患者さんがいると、自分と同じような不安な人もいるのかと
勝手に安堵を感じたことを覚えている。
クリニックで順番が来ると、まずは今日受診した経緯と、
これまでの経歴(大学卒業後くらいからの公私ともに)をヒアリングされる。
真っ白な紙に、果物のなる木を書いてみてくださいと言われた。
上記の面談の後、しばらくまった後、先生との診断の面談となった。
改めて、近々の勤務状況などを確認された後、
過労状態であるからしばらく仕事を休むようにと言われた。
「仕事を休むことは、周りにも迷惑が掛かるので難しいのですが・・・」と
答えるが、「今は休むことが大事で仕事は何とかなる」と言われて
すごく安堵した記憶がある。
(今から振り返れば、ボロボロな状態であるのに仕事を優先しようとする
この心理状態こと、壊れていた証拠のような気がする。)
診断書も「心身の過労状態」との病名で書いてもらった。
薬も処方され、イフェクサーとレキソタンを寝る間に一錠ずつ飲むようにと言われる。
次回は、2週間後の再診で、それまではとにかく体を休めてくださいとのこと。
診断書ももらい、自分は病気なんだというお墨付きを貰い何故か少し落ち着くとともに
会社にはなんといおうかと考えるとさらに一層不安になる自分を感じた・・・
休職の手続きに続く。