人はなぜ落ちる?

「人はなぜ落ちる?」「這い上がることを学ぶため」過労⇒休職⇒復職経験した30代エンジニアサラリーマン、そんなブログ

休職の手続き

病名「心身の過労状態」という一ヶ月の休職診断書をもらって、

まずは上司にその旨をメールで連絡。

その日の午後に、電話で状況の詳細を連絡し、

翌日に産業医および人事と面談をして、休職手続き等を行うことに。

 

翌日、車での出社は危険だなと自己判断し、電車とバスで会社へ。

会社へ着くまでは、叱責されにいくような不安感で非常に疲れた。

見慣れた会社が、まるで敵の要塞のように見える心地であった。

 

まずは医務室に向かい、産業医と面談。

クリニックで話したのと同じ内容の経緯を説明し、

追加で職場での人間関係を確認された。

(人間関係が原因であれば、復職時の配置が重要課題点となるため) 

 

次に、人事との面談。

また、同じように経緯を説明し、より具体的に業務量の話などをする。

人間関係についても確認されるが、

業務量のオーバーフローが原因だったと思われると回答。

 

その後に、休職手続きとして休職の申請書に署名と、

休職中の待遇や復職の手続きなどを説明される。

 最後に、職場の上司と簡単な引き継ぎを口頭のみで行い、

そのまま帰宅・自宅療養開始となった。

帰路では、これで一ヶ月は会社に行かなくていいんだという

大きな安堵感に包まれていた。

 

感想としては、全ての工程が非常に淡々として進み、

自分は組織にとって容易に代替可能な、既に不要な存在であるような感覚を受けた。

「自分がボロボロになるまで必死になっていた仕事は、

(もちろん多大な迷惑と労力は必要だが)

 すぐに組織の誰かが代替して動いていけるんだな」

という寂しさは、一つの大きな学びだったのかもしれない。

 

自分や家族を犠牲にしてまで、働いているあなたの仕事は、

組織の中では誰かが受け持って処理することが可能なんだということを、

ボロボロになるまで働いている人たちにはもっと知ってほしいなと思った。